「ホームページとチラシ、できれば両方試したいけど、本当に効果あるの?」
「ホームページ・チラシ作成にかかる費用が心配。補助金とか使えれば良いのに。」
と、お悩みの皆様に向け、この記事では
- ホームページとチラシを両方活用することのメリット
- ホームページやチラシの作成にあたって利用可能な補助金
について解説します。
目次
ホームページとチラシ、どちらを集客に活用すべきか?
ホームページとチラシで、どちらを集客に活用すべきか悩まれる方も少なくないでしょう。私は基本的に両方の活用を推奨しております。その理由は次の通りです。
顧客分析を可能とするため
私はチラシとホームページ、両方を活用する場合、チラシを受け取った見込み客の方々をホームページへと誘導することをおすすめしております。
チラシは効果の測定が難しいと言われます。一方で、ホームページの効果測定はGoogleアナリティクスの活用により可能です。よって、両者を同時に活用することにより、チラシからホームページにアクセスした方についての顧客分析が可能となります。
このように、ホームページは「効果の測定が難しい」と言われるチラシの弱点を補い得るものです。
分析次第では効果的な施策が見つかるかもしれません。
ホームページ立ち上げ直後のアクセス数を増やすため
ホームページ運営上の優先課題はホームページが検索結果に表示されるよう最適化を図ること(SEO対策)になります。
しかし、意図した検索ワードで新しいホームページが検索結果に表示されるまで、約1カ月かかると言われるように、検索結果からの集客には長い期間がかかるものです。
そこで、チラシにホームページのQRコードを貼っておけば、検索エンジンからの流入に依存せずとも、ホームページに顧客を集めることが可能となります。
このように、チラシは立ち上げ直後のホームページに見込み客を集める役割を担うのです。また、SNSのプロフィールにホームページのリンクを貼ることでも、同様の効果が見込まれますので、状況に応じて手段を使い分けることが必要になります。
チラシからホームページへと誘導するうえでの留意点
ここまで、チラシとホームページを同時に活用することのメリットを述べてまいりました。上記のメリットは「顧客をチラシからホームページに誘導してこそ享受できる」ものです。ここからはチラシからホームページへ、顧客を誘導するうえでの留意点を解説いたします。
QRコードをチラシに載せる
チラシからホームページへと、顧客を誘導する場合、ホームページのQRコードを載せることがおすすめです。
「https://・・・・・・」とURLをチラシに書き込んだ場合、チラシを見た人がわざわざURLを打ち込まなければならなくなります。チラシを見る人の手間を考えると、このやり方はおすすめできません。
サイトのQRコード作成については以下のようなサイトより可能となっております。
もちろん、「自社のホームページがヒットする検索キーワード」をチラシに記入する手法もおすすめです。しかし、この手法は自社のサイトが検索結果上位に表示されることを前提とした手法であることにご注意ください。
ホームページのトップに誘導しない
チラシで特定の商品を宣伝する場合、チラシを見た人が直接、商品ページにアクセスできるよう、導線を設計してください。これはEC運営を行っている場合、特に重要となります。
ユーザーをホームページのトップに誘導してしまった場合、ユーザーが欲しい情報にたどり着けず、離脱してしまうといったことが起こりがちです。
チラシを見た人が「購買の意思決定をする」場面まで意識したチラシのデザインが必要となります。
ホームページとチラシの同時活用が必要無いパターン
ここまで、ホームページとチラシの同時活用を推奨してまいりましたが、全ての業種でこの手法が有効という訳ではありません。他の集客手段を検討した方が良いパターンについて、解説いたします。
ホームページがお勧め出来ない「大手のポータルサイトが存在する業種」
飲食店、美容院といった業種には大手のポータルサイト(食べログ、ホットペーパービューティーなど)が存在します。よって、他業種と比較して該当の業種の事業者がホームページを立ち上げるメリットは乏しいでしょう。
もちろん、ホームページがあれば、詳細に自社の情報を発信でき、それが効果を生み出す可能性も否定はできません。しかし、ホームページ作成によって享受できるメリット(予約の受付、メニューや口コミの掲載など)の多くはポータルサイトの有料プランを利用することによっても得られるものです。
また、これらの業種の企業がホームページを運営した場合、ポータルサイトとの競争によって、SEO対策の難易度が高いものとなります。
以上のことから、大手のポータルサイトが存在する業種ではホームページの運営がコストパフォーマンスの低いものとなりがちです。他の集客手段についても検討したうえで、ホームページの必要性について考えましょう。
チラシがお勧め出来ない「地域住民をターゲットとしていない業種」
地域住民をターゲットとしていない業種についてはチラシの効果が薄いと言われます。
例えば、宿泊業、高級品を扱う業種、マニア向けの商材を扱う業種はチラシによる効果を見込みづらいです。
上記の業種は広い範囲からの集客を必要とします。よって、地域を絞ったうえでの集客手段となるチラシは不向きです。その他の集客手段を検討しましょう。
ホームページ、チラシの活用にあたりコスト負担を軽減する方法は?
ホームページやチラシを活用するにあたり、それらのコスト負担でお悩みの方も少なくないと思われます。そういった方には補助金の活用がおすすめです。特に、ホームページ・チラシを両方同時に活用する場合では小規模事業者持続化補助金の利用が検討されます。
なぜ小規模事業者持続化補助金がおすすめなのか
小規模事業者持続化補助金は販路開拓に向けた取り組みを支援する補助金です。上限額は50万円ですが、最大200万円が支給される枠も設定されております。
※2023年度ではインボイス転換事業者を対象とした特例で補助上限額が250万円となるケースもあります。
同補助金では販路開拓を目的としたホームページ作成も補助対象となります。
しかし、ホームページ作成費用のみでの補助金申請は不可です。よって、同補助金に申請するにあたっては「ホームページ作成+○○○」という形での申請が必要になります。したがって、「ホームページ作成+チラシ作成」を検討する場合、同補助金は最適な手段となるのです。
その他の補助金
小規模事業者持続化補助金の活用が難しい場合、またはホームページを作成したいが、チラシの作成は検討していないときであっても、その他の補助金が使える場合があります。
例えば、ECサイトの制作にあたってはIT導入補助金が活用可能となるなど、補助金が使用可能なパターンは存外、多く存在します。
その他、東京都港区ではホームページ作成にあたり、次の補助金が使用可能です。
中小企業向け補助金 – 港区立産業振興センター (minato-sansin.com)
港区のケース同様、お住まいの地域でホームページ作成に対応した補助金が設置されていないか調べてみましょう。
まとめ
ここまで述べた通り、チラシからホームページへの導線設計を意識することで、ホームページとチラシの同時活用による効果は充分に見込まれます。
特に、業界に大手のポータルサイトが無く、地域に密着した事業運営を行っている方にとってはホームページ、チラシ双方の活用は有効に機能する見込みが高いです。
また、これらの同時活用にあたっては小規模事業者持続化補助金をはじめとした補助金の活用が検討されます。
コスト負担を理由にホームページ、チラシの利用を諦めないでください。
当社でも小規模事業者持続化補助金の申請サポートを実施しております。
補助金申請支援サービス詳細(料金等)
当社も小規模事業者持続化補助金の申請支援サービスを実施しております。料金については以下の通りです。
小規模事業者持続化補助金の料金体系着手金・・・1万円
成功報酬・・・申請予定額の9%(当協会の会員様の場合は8%)
- 着手金(実作業に入る前の段階でお支払い頂く金額)
- 成功報酬(補助金申請にあたって採択が決定した場合にお支払い頂く金額)
他社様の場合、同サービスの料金は着手金1万円、成功報酬10~20%となっているケースが多いため、当社は安価な料金体系で当サービスを提供しております。
また、上記の通り、当協会の会員様(無料会員も含む)には補助金申請支援における成功報酬をお値引きいたします。ぜひ、これを機会に当協会への入会をご検討ください。ご入会の手続きについては以下「問い合わせ」より「補助金申請支援サービスの相談」と併せて案内可能となっております。
なお、補助金申請支援サービスの詳細は以下より確認可能です。
お問い合わせの際には必須事項を入力頂いた上、メッセージ本文に「補助金申請支援サービスについて相談希望」の旨をご入力ください。お電話・オンライン面談等により対応いたします。お問い合わせの窓口は以下です。
※メッセージ本文の記入例
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